カットに対するクレーム


美容室に充てられるクレームの代表的なものはカットに対するクレーム、その中でも「短すぎる」というクレームだと思うんですね。この短すぎる、というクレームこそどうやっても取り返しがつかない問題でもあるからでしょう。長すぎる、というクレームは恐らく殆ど無いのではないでしょうか。長すぎた、という事は切る量や長さが足りなかった、という事ですからその後のもう一度切ればよい話なんですよね。ですからそれはほとんどの場合その場で解決できることです。ですが切り過ぎた、というのはやり直しがききません。お客さんにとっては髪の毛が伸びてくるのを待つしかないのです。髪の毛が目に見えて「伸びた」と感じるのは早くて一か月後ですから、その間中お客さんは不満を抱えて生活をする事になりますから、その場で美容師に文句を言いたくなる気持ちもわかります。そのクレームを避けるためには美容師が最初は長めに切ってお客さんに確認を取りながら調節すればよい、という事も言えるかもしれませんが、もしそのようなカットをしていたらこれまでのカットの時間よりもかなり長くかかってしまうに違いありません。次の予約が入っていたり、回転率を重視する美容室ではそのような対応をする事はかなり厳しいと思われますね。シャギーとかレイアーといったスタイルが出てくるようになってから、いわゆる「梳く」というテクニックが美容師に求められるようになってきたわけですが、いわゆる髪の毛の量を減らすためのカットでも良くクレームが起こるようです。これは髪の長さのオーダーであれば「何センチ」とか「肩まで」といった具体的なオーダーの仕方が出来るのですが、梳くと言うテクニックに対しては「何グラム」とか「見た目のボリュームが何センチ」といったようなオーダーする事は不可能ですから、カウンセリングの際にお客さんのイメージと美容師のイメージが上手く一致するかどうか、という事にかかってくるわけです。たとえお客さんから画像を見せられたとしても、その画像のモデルさんとお客さんの頭の形や大きさによっては同じように作ったつもりでもイメージにはかなりの差が出てしまいます。ですからお客さんにとっては「こんなはずじゃなかった」と思ってしまうケースが結構あるようなんですね。そのなかでも「こんなに少なくするつもりではなかった」と言われてしまうと長さの場合と同様に取り返しがつきません。「軽くしてください」とお客さんがオーダーした場合には、できるだけお客さんの抱いているイメージと美容師が思うイメージを合致させるようなカウンセリングが必要、という事になりますね。篠崎駅 アシスタント 教育 求人 週休二日